【アイデンティティ】自分は誰なのか。それが紛れもない自分なのだ!(凍りのくじら)

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どうも!

1日1時間は本を読む時間をとるようにしているzonoです!!

今回は、辻村深月さんの《凍りのくじらを紹介します。

目次

【アイデンティティ】自分は誰なのか。それが紛れもない自分なのだ!

 

アイデンティティ(自己同一性)とは、自分自身を理解することである。

思春期の際にほとんどの人が経験することではないだろうか。

劣等感や孤独、存在意義など。

どんな能力でも、どんな悩みでもその状態は自分でしかない。

自分(アイデンティティ)を確立することは、極めて難しい。

どんな環境でも、これだけは譲れないという、

堅く、太い芯をひとつ持つだけで、少しは自分が形成されるのではないか。

あらすじ

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪してから5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な”道具”が私たちを照らすとき ― 。
※引用:『凍りのくじら』より

「少し・不在」

理帆子が自分に付けた個性。

藤子・F・不二雄を「先生」と言い、作品を愛する理帆子。

藤子・F・不二雄先生が「SF」を、

(Science fiction)ではなく、(Sukoshi Fushigi)と称したことで、

理帆子は会う人会う人に「少し・ナントカ」という個性を付け、他人を馬鹿にしていた。

「光」

理帆子の人生を穏やかに変えていってくれる、人物の言葉や印象。

写真を撮らせてほしいという別所。

他の人にはないものを感じ、徐々に自分をさらけ出していく

不遇な過去を持った郁也。

彼の必死に生きる姿や、やさしさに触れ、

理帆子の感情は安定していく

この二人との出会いをきっかけに、

理帆子が変化した先には ― 。

「徐々に崩れる世界」

理帆子の元・恋人 若尾大紀。

彼の個性、「少し・腐敗」

現実感がかけており、簡単に言うとダメな男。

そんな若尾に、共通点を感じている理帆子は

若尾と離れようとしたり、また会ったりと繰り返す。

そうしている間にも時間は経過する。

徐々に警報が鳴り始める

その警報に気づいたとき、理帆子や若尾、郁也は ― 。

《凍りのくじら》の詳細!!

[作品名]  『凍りのくじら』

[著 者]  辻村深月

[出版社]  講談社文庫

[定 価]  ¥900(税別)

最後に!

この作品は、高校生ならではのテーマで書かれている作品である。

しかし、その「アイデンティティ」の不在に自分で気づき、

他人を馬鹿にしながら生きている理帆子には、

共感というよりは心配が勝ってしまう。

しかし、理帆子が愛する「ドラえもん」が

寄り添うことでこの作品にのめりこむ。

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