どうも!
1日1時間は本を読む時間をとるようにしているzonoです!!
今回は、桜庭一樹さんの《砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない》を紹介します。
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目次
1.【無力さ】現実社会を生き抜くための嘘からの解放。
2.《砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない》のあらすじ
2ー1.「砂糖菓子の弾丸」
2ー2.「好きとはなんだろう。」
2ー3.「クイズ」
3.《砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない》の詳細!!
4.最後に!
2.《砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない》のあらすじ
2ー1.「砂糖菓子の弾丸」
2ー2.「好きとはなんだろう。」
2ー3.「クイズ」
3.《砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない》の詳細!!
4.最後に!
【無力さ】現実社会を生き抜くための嘘からの解放。
現実社会における無力さ
これまでの人生で、自分に何もできない。
と感じたことがある人は多くいると思う。
そんなとき、自分はどう乗り越えてきただろう。
あらすじ
その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは徐々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日 ― 直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。※引用:『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』より
「砂糖菓子の弾丸」
海野藻屑がつき続けている嘘。
山田なぎさが撃つ「実弾」とは異なる
その甘くて、べたべたの弾丸に、
多くの人物が翻弄されていく。
「好きとはなんだろう。」
海野藻屑が父親・海野雅愛への「愛」を山田なぎさに告げる。
撃ち続けた「砂糖菓子の弾丸」が、
周りにも、自分の中でもまとわりつくことで、
藻屑のなかで真実の化しているのではないか。
藻屑が人と関わったり、生活した先で、
ついに、父親・雅愛に「実弾」を撃つ。
「クイズ」
山田なぎさが兄・山田友彦に相談を投げかけた。
その時に、友彦に出されたクイズ。
答えられる人はヤバイと言うこの問題を、
藻屑、雅愛に投げかける。
《夜のピクニック》の詳細!!
[作品名] 『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』
[著 者] 桜庭 一樹
[出版社] 角川文庫
最後に!
この作品は、とても残酷な作品である。
それが一読した時の印象である。
社会のなかでの何もできない無力さを感じさせる。
そのなかで解放されるために翻弄する、登場人物たち。
そんな残酷な世界で生きる人たちの
かっこよさや勇気、希望を与えてくれる作品である。
ぜひ、無力さを感じている人や、勇気のもてない人に
読んでみてほしい作品である。
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