どうも!
1日1時間は本を読む時間をとるようにしているzonoです!!
今回は、辻村深月さんの《スロウハイツの神様(下)》を紹介します。
2.《スロウハイツの神様(下)》のあらすじ
2ー1.「鼓動チカラ」
2ー2.「コーキの天使ちゃん」
2ー2.「凄惨な十代」
3.《スロウハイツの神様(下)》の詳細!!
4.最後に!
【愛】壮絶な過去から夢へとつき動かす家族のような友人たちとの愛。
孤独を感じている人。
夢を追うと何かを捨てることになる。
けれど、どこかに頑張りを見てくれている人はいる。
それは、自分に伝えられるものではないかもしれない。
「愛」というこの感情はとても、
あらすじ
莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。※引用:『スロウハイツの神様(下)』より
「鼓動チカラ」
鼓動チカラ。
チヨダ・コーキの作風をパクり、書いている作家。
いずれチヨダ・コーキの先の展開を先に書くようになる。
編集者でもある、黒木は正体をしっている様子。
環は黒木を問い詰める。
果たして、「スロウハイツ」の住人を混乱させている
「コーキの天使ちゃん」
チヨダ・コーキの小説のせいで人が死んだ。
そんな事件の後で、大量の手紙を出版社に送った人物。
チヨダ・コーキに助けられ、
また、チヨダ・コーキも、「天使ちゃん」に救われた。
なんども、「天使ちゃん」を探したが、
名乗り出ることはなかった。
こんなにチヨダ・コーキを愛し、チヨダ・コーキを助けた人物を
「凄惨な十代」
親戚の元で、ばらばらになった妹・赤羽桃花。
そんな妹と駅のホームで会う日々を送っていた。
そんな生活をしていると、環の周りで、
様々な幸運が訪れる。
この訪れた幸運に環は救われていく。
その幸運から環はチヨダ・コーキに追いつくことを決意する ― 。
《スロウハイツの神様(下)》の詳細!!
[作品名] 『スロウハイツの神様(下)』
[著 者] 辻村深月
[出版社] 講談社文庫
最後に!
この作品は、夢を追い求める若者たちの作品に思えた。
(上)では夢を追い求める描写が描かれ、
夢を追う勇気をもらった。
しかし、(下)では、夢を追うものが描かれながらも、
その夢のきっかけや根源が描かれる。
そんな根源には、誰かの「愛」があった。
このことによって、改めて、
「夢」のすばらしさや「愛」の暖かさを感じることができる。
感動できる作品なので、ぜひ読んでみてほしい。
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