どうも!
1日1時間は本を読む時間をとるようにしているzonoです!!
今回は、伊坂幸太郎さんの《オーデュボンの祈り》を紹介します。
2.《オーデュボンの祈り》のあらすじ
●「島に足りないもの」
●「未来を見ることができる」
●「地面からの音」
●「変わった画家」
●「許された存在」
●「謎の真相」
●「訪れた先に・・・」
3.《オーデュボンの祈り》の詳細!!
4.最後に!
【物事の意味】人間は意味を探し続ける。
物事の意味
前向きな諦め
人は、何か行動をするとき、
何かを感じるとき、
必死に意味を探す。
そこで、チャンスを逃したり、
行動ができなくなる。
例えば音楽を聴くとき、なんかいい。
洋楽を聴くとき、リズムがいい。
感覚で判断していないだろうか。
人生の決断の時にも、
あらすじ
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている”荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか?
※引用:『オーデュボンの祈り』より
「島に足りないもの」
彼女、静香。と別れ、仕事をやめ、コンビニ強盗に失敗した、伊藤。
警察官だが、権力で暴力をふるう、城山。
そのパトカーから逃げ出した伊藤だったが、
気付くと部屋にいた。
すると、島の塗装屋である、日々野がやってきた。
島を案内してもらい、この島は江戸時代から外界と遮断されているという。
そして、この島には何か足りないものがあると聞かされる。
島の事件に巻き込まれ、島の人々と関わっていく中で、
「未来を見ることができる」
人の話をしゃべり、未来を見ることができるカカシ、優午。
伊藤が来ることも予言しており、
島に事件が起きたときも犯人を伝える。
しかし、未来は絶対に教えない。
そんな優午が、ある日殺される。
なぜ、優午は自分が殺されることを伝えなかったのか。
いや、自分の未来は見られないのか。
「地面からの音」
唯一、島と外の世界を行き来できる存在、轟。
伊藤をこの島に連れてきた張本人。
話を聞こうと、轟に会いに行った、伊藤と日々野。
轟の家の前で地面に顔を付けて、
音を聴いているという女の子、若葉。がいた。
のちに伊藤が轟の家の地下に何かあると轟に詰めると
轟は、あわてた様子ではぐらかした。
「変わった画家」
妻を亡くし、毎日同じ時間に散歩をし、
反対のことしか言わなくなった、園山。
あるとき、島の郵便局員である、草薙。
その奥さんである百合。が、
家からいなくなる。連絡もなく。
「許された存在」
整った、きれいな顔の桜。
島で殺人を認められている存在。
そんな桜は、どんな価値基準で、
「謎の真相」
片足が不自由な、田中。
田中が見張り台の梯子を上っていた。
なぜ、田中がそんなことをするのか。
島の人々はわからなかった。
伊藤の頭に1つの言葉がよぎる。
伊藤は、田中を助けに、梯子を上る。
「訪れた先に・・・」
逃げた伊藤に苦痛を味合わせたい城山は
静香のもとに行った。
時を同じく、伊藤から手紙の配達を頼まれた轟が
静香を家を訪れる。
そこで、伊藤の居場所を知った、城山は
連れていけと轟に伝える。
《オーデュボンの祈り》の詳細!!
[作品名] 『オーデュボンの祈り』
[著 者] 伊坂 幸太郎
[出版社] 新潮文庫
最後に!
この作品は、とても不思議だ。
多くに登場人物がそれぞれの問題を抱えている。
そのため、少しごちゃっとしている。
けれど、読み終わったときは、
なぜかすっきりと、まとまりを感じる。
この作品は不思議な感覚を与えてくれる。
不思議な感覚を味わいたい人はぜひ読んでみてほしい。
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