どうも!
1日1時間は本を読む時間をとるようにしているzonoです!!
今回は、辻村深月さんの《かがみの孤城(上)》を紹介します。
2.《かがみの孤城(上)》のあらすじ
●「居場所のない子どもたち」
●「鏡の世界」
●「大きな前進」
●「焦りからの決断」
●「闘い」
●「見覚えのある制服」
●「学校へ・・・」
3.《かがみの孤城(上)》の詳細!!
4.最後に!
【コミュニティ】今見てる世界の外に別の世界が必ずある。
学校や、会社、家など、
様々なコミュニティに属している。
今のコミュニティで自分の素が
出せていなく、悩んでいる人。
そのコミュニティで、自分の素を出せれば、
いいかもしれないが、
だれでも、どこでもそんなことができる人はいない。
この世の中、自分に合うコミュニティは存在する。
勇気を出した一歩。
あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた”こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面をつけた少女が待ち受け、こころを含め、似た境遇の7人が集められていた。城に隠させた鍵を探すことで願いが叶えられるという。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。本屋大賞受賞作。※引用:『かがみの孤城(上)』より
「居場所のない子どもたち」
こころが朝起きて、お母さんに行った言葉。
学校で、いじめにあったこころが、
学校にいこうとすると、腹痛や、頭痛に襲われる。
そんな、学校での居場所をなくしたこころは、
ある日、部屋の鏡が光る。
「鏡の世界」
光に包まれ、辿りついた先はお城のような場所であった。
”オオカミさま”と呼ばれる
オオカミの面を付けた少女が
淡々とした口調でこの城のことを語る。
なにかひとつ願いをかなえてくれると。
「大きな前進」
城で、仲良くなったフウカ。
こころちゃんと呼んでくれ、うれしくなる。
そんな、フウカの誕生日だと知り、
久しぶりに、外に出て、プレゼントを買うことにした。
「焦りからの決断」
スバルが、髪を染めてきたのと同じとき、
ウレシノが、城のみんなに、
劣等感を感じ、現状を打破しようと
みんなに叫ぶ。
「闘い」
現実での『こころの教室』の先生、喜多嶋先生。
学校の先生の「仕事」での心配ではなく、
話を聞き、話を理解し、優しく声をかけてくれる。
「見覚えのある制服」
家庭で、義理の父親に襲われた、アキ。
そこで、城の鏡に逃げた。
そこで、蹲っていた時に、
こころや、みんなが集まる。
みんながそこで見たものとは
「学校へ・・・」
マサムネが、いつもとは違い、緊張していた。
そこで、みんなに言った、言葉。
《かがみの孤城(上)》の詳細!!
[作品名] 『かがみの孤城(上)』
[著 者] 辻村深月
[出版社] ポプラ文庫
最後に!
この作品は、上下巻で構成されていてます。
上では、城に集められた7人の子供たちの
悩みや、葛藤、残酷な現実などが描かれます。
誰でも共感できるようなものから、
とても重く、暗い現実を改めて実感させられる。
そんな中にも、自分の見ているものとは違う世界が、
別のコミュニティがあることが描かれます。
そこには、新たな場所での明るい希望があります。
何かに悩んでいる人、一歩踏み出したい人。
そんな人たちに読んでみてほしい作品です。
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